竹内芳太郎賞候補推薦のお願い
 本会では、竹内芳太郎賞を施行していますので、下記のF竹内芳太郎賞実施要綱Gにしたがい、該当する候補者を推薦していただきたくお願い申し上げます。
1 推薦手続 所定の推薦用紙に必要事項を記入のうえ、本会事務局宛にご送付下さい。
 なお、推薦用紙につきましては、事務局にありますので、お申し出下さい。
2 応募期間: 毎年1月10日〜1月31日(当日消印有効)
 
竹内芳太郎賞実施要綱
平成元年4月21日制定
1 目  的
  民俗建築の研究および保存・保護の実践活動を奨励するため、これに功績のあった者に竹内芳太郎賞を贈る。
あわせて、竹内芳太郎先生の功績を長く記念する。
2 受賞対象
  一般社団法人日本民俗建築学会(以下、本学会と言う)会員に限らない。ただし、個人とし、団体・法人は対象外とする。
3 受賞内容
 1) 民俗建築および町並み、農村集落などに関し、優れた研究論文あるいは著書を発表し、学術的研究の発展に寄与する業績をあげた者。
 2) 民俗建築および町並み、農村集落などに関し、保存・保護の実践活動を行いあるいは作品を発表し、優れた業績をあげた者。
 3) 前1)2)項の業績は、一件でも一連または複数の業績でもよい。
4 業績期間
  前項の受賞対象となる業績の発表期間は、竹内先生が本学会会長に就任された年(昭和53年度)以降とする。
5 推  薦
 1) 受賞対象者の推薦は、本学会会員が行う。
 2) 推薦方法は、規定の推薦書による。
 3) 受賞対象となった推薦書の内容は本学会誌に公表する。
6 選  考
  受賞者の選考は、竹内芳太郎賞選考委員会(以下、選考委員会と言う)により行う。
7 選考委員会
 1) 委員は、学識経験者、および本学会理事の代表が参加する。
 2) 前項のほかに、受賞者の中から次回の委員を委嘱できる。
 3) 委員の人員と構成は次のとおりとする。
  (1) 学識経験者 2名
  (2) 本学会理事 2名
  (3) 既受賞者 1名
 4) 委員の人選は本学会理事会が行い、委嘱は本学会会長が行う。
 5) 委員は互選により、委員長を決める。
 6) 当該委員が候補になった場合は審査の公平を期するため委員を辞すものとする。
 7) 委員会における最終決定は、委員の3分の2以上が出席しなければ成立しないものとする。
8 受賞人員
 1) 受賞人員は、毎年度2名以内とする。
 2) 受賞内容に該当する対象者がいない年度は、贈賞は行わない。
9 選考結果
 1) 選考結果は本学会理事会に報告する。
 2) 選考結果は本学会理事会が承認するまで公表しない。
 3) 選考結果は本学会理事会が承認後ただちに事務局が受賞者本人に通知する。
 4) 贈賞式に当たり選考経過報告を行う。
10 贈 賞 式
  贈賞式は、本学会大会の会場で行う。
11 贈  賞
  贈賞は、本学会会長から受賞者に賞状と楯を贈る。
12 資金運用
  贈賞に要する費用は、次の資金により運用する。
 1) 竹内芳太郎先生のご遺族からの寄付金(100万円)
 2) 竹内芳太郎先生からご寄付いただいた『民家』復刻に際しての原稿料積立金(10万円)
 3) その他、本賞の趣旨に賛同されて託された寄付金 

なお、この資金は本学会の会計とは別枠で管理するものとする。
13 要綱改定
  本要綱の改定および細則の決定は、本学会理事会の議決による。
付 則
 1 この要綱は平成元年4月21日から施行する。

平成15年5月24日改定
平成28年5月28日改定